なぜ、テレビ東京がこれほどの好成績をあげたのでしょうか。映画「妖怪ウォッチ」などのアニメが好調なのも理由の一つだと思いますが、既存のものにこだわらない制作に対する姿勢が好結果を得ている秘密のような気がします。
例えば深夜ドラマとしてスタートした「孤独のグルメ」このドラマは、個人で雑貨輸入商を営んでいる井之頭五郎(いのがしら ごろう)が、仕事の合間に立ち寄った店で食事をする様子を描いたグルメ漫画ですが、今までのグルメ番組とはまったくコンセプトが違います。
主人公が訪れる場所は高級料理屋などではなく、大衆食堂のような店がほとんどでです。また、出先での食事がメインのため、出張などを除けば大半が東京を中心とする関東の店となっているのも特徴です。料理の薀蓄を述べるのではなく、ひたすらに主人公の中年男が独りで食事を楽しむシーンと洒落っ気たっぷりの心理描写を綴っているのが特徴となっています。ドラマティックな展開などは少なく、あたかもドキュメンタリーのごとく淡々とストーリーが流れていきます。
何か、番組で紹介された店にすぐにでも行ってみたくなるのです。
高級料理を見せつけられて、絶対に自分で払えないような金額の食事を見せられてきた視聴者にとって新鮮だったことは間違いないはずです。それが、深夜放送にもも関わらずヒットし、DVD収入にもつながっていったのでしょう。今後もテレビ東京に注目です。
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